はじめに|授業参観で感じた小さな違和感
先日、次男の授業参観がありました。
教室で過ごす姿を見ていて、ふと感じたことがあります。
「あれ?思っていたより控えめに過ごしているな」
もちろん、授業で積極的に発言する子が良いわけではありません。
目立つことだけが、その子らしさではないと思います。
でも親としては、
「もっと伸び伸びしてほしいな」
「自分の思ったことを表現してほしいな」
そんな気持ちもありました。
そして考えるようになったのが、
子どもが自信を持って、自分から一歩踏み出すためには何が必要なのだろう?
ということでした。
子どもの自信とは「何でもできること」ではない
「自信がある子」と聞くと、
・何でも積極的にできる
・失敗を怖がらない
・得意なことがたくさんある
そんなイメージがあるかもしれません。
でも、本当の自信とは「何でもできること」ではなく、
できないことにも挑戦してみようと思える気持ち
なのではないかと思います。
例えば、
「失敗したらどうしよう」
と思った時に、
「でもやってみたい」
「もう一回挑戦してみよう」
と思えること。
その小さな一歩が、自信につながっていくのだと思います。
人を動かす原動力は「やってみたい」という気持ち
子どもに何かを経験してほしいと思うと、親はつい、
「やってみたら?」
「絶対向いていると思うよ」
「せっかくなら挑戦してみたら?」
と声をかけたくなります。
もちろん、親の言葉がきっかけになることもあります。
でも、長く続く力になるのは、
「やらなきゃ」ではなく、
「やってみたい」
という本人の気持ちから生まれるものなのかもしれません。
心の中から湧き出る興味や好奇心が、人を動かす大きな力になる。
子どもの「やってみたい」という小さな芽を大切にしたいと思うようになりました。
子どもの自信を育てるために親ができること
① 結果ではなく、挑戦した過程を見る
親はつい、
「できたね!」
「すごいね!」
と結果を褒めることが多いですよね。
もちろん、できたことを一緒に喜ぶことは大切です。
でも、自信につながるのは結果だけではありません。
例えば縄跳びの練習なら、
「10回跳べたね!」
だけではなく、
「昨日より回数が増えたね」
「何回も諦めずに挑戦していたね」
「失敗しても続けていたところがすごいね」
という部分を見る。
結果ではなく、そこに向かう過程を認めてもらうことで、
「頑張ったら変われるかもしれない」
という気持ちが育つのだと思います。
② 小さな成功体験を積み重ねる
自信は、突然身につくものではありません。
小さな経験の積み重ねから育っていくものだと思います。
できた
↓
もう一回やってみたい
↓
もっと挑戦したい
この繰り返し。
例えば、サッカーのリフティング。
最初は1回も続かなかったことが、
「今日は3回できた」
「昨日より少し増えた」
という経験になる。
その時に、
「まだ3回しかできないね」
ではなく、
「昨日より増えたね」
「練習した分、できることが増えたね」
と伝えることで、小さな成功体験として残ります。
大きな成功ではなくても、
「自分にもできるかもしれない」
と思える経験が、次の挑戦につながるのだと思います。
③ 子どもの「好き」を大切にする
習い事も、ただ上達するためだけのものではないと思っています。
もちろん技術を身につけることも大切。
でもそれ以上に、
「夢中になれるものを見つける場所」
なのではないでしょうか。
好きなことに出会えた時、子どもは自然と前のめりになります。
「もっと知りたい」
「もっと上手になりたい」
という気持ちは、誰かに言われたからではなく、自分自身の力で成長していく原動力になります。
我が家の場合|長男が自分から踏み出したサッカーへの一歩
我が家の長男も、以前は習い事に対して少し消極的なところがありました。
親から見ると、
「こんなにサッカーが好きなのに」
「絶対楽しめると思うのにな」
と思うこともありました。
休み時間もサッカー。
下校後の遊びもサッカーまたは鬼ごっこ。
ファッション関係もサッカー関連のものが好き。
誰が見ても「好きなんだな」と分かるくらいでした。
でも、実際に習い始めるという一歩がなかなか踏み出せませんでした。
そんな長男が、小学3年生の3月。
突然、自ら、
「サッカー習いたい」
と言いました。
そこから今では週2回の練習を楽しみに通っています。
見る動画もゲームも、土日の過ごし方も、自然とサッカーに関するものが増えました。
何より嬉しいのは、
「もっと上手くなりたい」
という気持ちが表情から伝わってくることです。
親が「やった方がいい」と思うことと、子ども自身が「やりたい」と思うタイミングは違います。
最後の一歩を踏み出すのは、やっぱり本人。
自分の「好き」に向き合い、小さな勇気を出して挑戦した経験が、長男自身の自信につながっているように感じます。
まとめ|親ができるのは、子どもの可能性を信じること
子どもに自信をつけてあげたい。
そう思うほど、親はつい先回りして道を作ってあげたくなります。
でも本当に大切なのは、
子どもの中にある
「やってみたい」
という気持ちを見つけ、応援することなのかもしれません。
自信があるから挑戦できるのではなく、
挑戦した経験が、自信を育てていく。
小さな一歩でも、自分で踏み出した経験は、これから先の大きな力になると思います。
子どもが自分の可能性を信じて、好きなことに夢中になれる。
そんな未来を、親としてそっと応援していきたいと思います。
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